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今でこそ油彩絵画のことを「洋画」といっていますが、数十年前は、世間では、これを「油絵」と呼んでいました。もとより日本画の強い京都では、この「油絵」と呼ばれる洋画を鑑賞されるお方は沢山おられましたが、油絵を買うお方はごく希で、今では懐かしいはなしとなりました.*こんな世相を背景に、創業以来、一点一作とコレクターを求めて洋画をお奨めして、今日に至っております。お陰様で当時は御池通りに面し営業しておりましたが、平成8年より現在地に開廊致し、画廊の自主企画による展覧会と、優れた絵画のご紹介とを図った常設展も催しておりますので、お近くへのご散策の節には、お立ち寄り下さい。